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OEM導入事例

スタディプラス株式会社様

自社メディアを保有する企業様

学習管理SNSの「Studyplus(スタディプラス)」を運営するスタディプラス株式会社様。OEMパートナーとして、モバイルマーケティングプラットフォーム「Red」やDMP「MOTHER」など、フリークアウトが提供するプロダクトをご活用いただいています。
今回、マーケティング事業本部の石井様に導入を決めたきっかけや経緯、活用事例などをお話いただきました。

石井 俊 様
スタディプラス株式会社 マーケティング事業本部 デジタルマーケティング部 アドプランニンググループ リーダー

2017年スタディプラス入社。ユーザーデータを活用した自社広告専任のプランナーとして、クライアント企業へのコミュニケーションプラン提案・運用に従事。

御社の事業内容を教えて下さい。

弊社は学習管理SNSの「Studyplus(スタディプラス)」を運営しています。「Studyplus」は、自分の行った自学自習の内容を記録し、グラフで可視化。そしてそれを同じ目標を目指す仲間にシェアすることで相互にモチベーションを高めていく、といったSNS機能を中心としたアプリです。

また、教育機関向けの学習管理プラットフォームとして、「Studyplus」によって生徒の学習進捗を可視化し、先生のオフライン及びオンラインのコミュニケーションを支援する「Studyplus for School」というサービスの提供も行っています。

直近では2022年1月から新たに「Studyplus」内で使える電子参考書プラットフォーム「Studyplusブック」の提供も開始しております。

事業の柱としてはこの3つが大きいものになります。

御社の特徴や強みを教えて下さい。

高校生へのリーチボリュームが強みです。

大学入学共通テストを受ける大学受験生が大体5〜60万人と推定すると、弊社の高校3年生ユーザーが大体その半分程度いますので、大学受験生の2人に1人が利用している想定になります。

高校生にリーチできるサービスは様々な企業が提供していますが、中でも学習者や大学受験者というセグメントへのリーチ力においては、弊社が国内でNo.1ではないかと考えています。

また、広告領域に関しては、ユーザー自らが登録した情報の中で、学年や志望校、志望学問系統などをターゲティングに使えるため、より精密な学習者ターゲティングが実現可能であることが弊社の強みではないかと思います。

石井様はどのようなミッションをお持ちでしょうか。

私はプランニンググループという部署のマネジャーを担当しています。

「Studyplus」内の広告や純広告タイアップ記事、DSP等の外部配信などを通じた売上のスケールアップや、それら配信基盤の管理・整備・改善をミッションとして持っています。

「Studyplus」サービスサイト

フリークアウトのプロダクトをどのように活用されていますか。

モバイルマーケティングプラットフォーム「Red」をOEM提供いただき、自社の保有するメディアのユーザーデータをDMPと連携し、「Studyplus Ads」として、「Studyplus」を利用する学習意欲の高い学生のユーザーデータを広告配信に利用しています。

「Studyplus」内のリーチに加え、外部在庫としてDSPを利用することで、正確なターゲットへの配信をボリューム確保しつつ実現しています。

大学、塾予備校、通信教育をはじめとした教育関連のクライアント様から、メーカー様まで、幅広い業種でご活用いただいています。

導入される前、どのような課題がありましたか。

弊社の広告事業が始まってしばらく1〜2年位は、純広告のみを提供していました。

純広告ではデータの有用性をクライアント様にも認めていただいていたのですが、シミュレーション上でのCPCが高かったり、なかなか配信ボリュームが出ずコストの消化が進まないケースがあり、課題感を感じていました。

より低CPCで配信を広げることやマネタイズの推進を考え、外部配信やDSPを活用した取り組みを検討し始めました。

導入の決め手となったものは何でしょうか。

各社のお話を伺う中で、フリークアウトのDMP「MOTHER」を介しAPI連携で広告配信をする、というのが一番実装を考えたときにもスムーズであったのが、導入の決め手になりました。導入時に、API連携対応という開発工数は発生しましたが、導入が完了して以降5年、スムーズに配信できています。

また、管理画面の使いやすさということと、配信面が広いということも決め手になりました。

フリークアウトのプロダクトをお使いになった感想を教えて下さい。

管理画面がシンプルで分かりやすいというのが、最初に触って感じた印象でした。

例えばカラムやセグメントなどの命名ルールなどがシンプルで分かりやすく、とっつきやすい管理画面だなと感じました。キャンペーンの階層構造も分かりやすいです。

運用経験者ばかりではなくアドテクや広告に関して知識の浅いメンバーもいるため、分かりやすさは非常に重要なポイントです。レポートの作成等で管理画面を開放している代理店様からも、「この項目は何ですか?」というような質問があまりないのも、分かりやすい証拠だなと思います。

また、サポート体制も手厚く、質問のレスポンスが早かったり、アカウント開設・広告審査のスピード感が非常に早いことなども、日々の業務の中で助かっているところです。

実際の活用事例についてお聞かせください。

セグメントの特徴的にも大学様や教育系企業様を中心にご活用いただくケースが多く、教育系企業様の資料請求を目的としたキャンペーンなどでは、他媒体のリターゲティングと同等のCVR、CPA実績を挙げた事例もあります。

大学様で言うと、出願シーズンやオープンキャンパスの誘導でご活用いただくことが多く、教育系企業様で言うと、新年度に向けた募集のタイミングや夏季講習や冬期講習のタイミングが多いです。

その他の活用事例についてお聞かせください。

最近では大学様や教育系企業様以外に、家具家電やPCメーカー様など、引越しや転居に伴う新生活に紐づくクライアント様からの引き合いも増えています。

「Studyplus」のアプリは、合格したタイミングから高校3年生はログインしなくなるという特徴があります。そこで、アプリのアクティブユーザー数に連動せず、安定的に配信が可能なDSPなどを活用し、受験合格前後の高校3年生に対して「新生活を応援する」といった文脈でアプローチすることで、リーチを補完しています。

新型コロナウイルスの感染拡大において、御社に影響はありましたか。

弊社としては、今のところネガティブな影響はほとんどありません。

これまで対面での説明会やイベントといったマーケティング手法をとられるクライアント様が結構多かったのですが、そういった予算がオンラインに寄せられています。その流れの中でデジタル広告の予算が増え、弊社へのお引き合いも増えてきました。

大学様であればオープンキャンパスがオンラインになったり、教育系企業様では説明会がオンラインになったりと、会場がオンラインになった分、集客もオンラインで完結させるようなパターンが増え、デジタル広告へ予算を寄せられています。

また塾・予備校様では、コースも含めて全てオンラインで完結するような業態への移行が発生していて、リアルな場としての教室を閉じてオンラインに注力しようという動きも出てきています。

今後フリークアウトに期待することを教えて下さい。

導入してから5年経っているため、運用ロジックがある程度固定化されているところはありますが、最新のトレンドなどは分からなくなってしまう部分でもあるので、運用に関するTIPSや改善事例などは是非共有いただきたいです。

テクニカルなところでは、セカンドプライス入札やレスポンシブ機能があるといいなと思っています。

お話お聞かせいただき、ありがとうございました!

※2022年2月時点の内容です。

フリークアウトのOEMについて詳しくはこちらをご覧ください。

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