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OEM導入事例

株式会社日本エージェンシー様

地域注力/オフラインメディア中心の広告代理店様

マスメディアからデジタル領域まで広く広告代理事業を行っている、株式会社日本エージェンシー様。OEMパートナーとして、広告主クライアント様の様々な課題解決にフリークアウトが提供するマーケティングプラットフォーム「Red」や位置情報マーケティングプラットフォーム「ASE」をご活用いただいています。

今回、常務取締役の野村様、デジタルソリューション局主任の橋本様に導入を決めたきっかけや経緯、活用事例などをお話いただきました。

野村 茂樹 様:上部写真左
株式会社日本エージェンシー 常務取締役 アカウントディレクター

1989年、(株)日本エージェンシー入社。主に大手通信事業者のプロモーションを中心に従事。2021年IMC推進局の立ち上げと同時にリアルとオンラインを統合するプロモーションを推進している。

橋本 直樹 様:上部写真右
株式会社日本エージェンシー デジタルソリューション局 主任

2018年に株式会社日本エージェンシーに入社。同社でWEB広告運用業務に従事。SNS・リスティングなど各媒体の運用やサイト制作・SNS運用などに取り組む。

御社の事業内容を教えて下さい。

野村:弊社はマス広告からデジタル領域まで幅広く取り扱う総合広告代理店で、北陸三県と東京にオフィスがあります。テレビ、新聞、ラジオのようなマス媒体から、デジタルに関してはディスプレイ広告やSNSなど全般、手広く取り組んでいます。

東京支社と連携し、北陸の企業様の東京進出や、逆に東京の企業様の北陸進出のお手伝いをしたりします。

御社の特徴や強みを教えて下さい。

野村:2021年で50周年を迎え、広告会社としては比較的歴史が長いです。そのためテレビ局や新聞社、マスメディアの媒体と強いパイプがあることは強みですね。

また、10年ほど前からデジタルに力を入れています。専門部署を立ち上げ人員の増員・強化を行っているため、マスのみならずデジタル領域にも対応できるのが特徴です。

お二人はどのようなミッションをお持ちでしょうか。

野村:私は、社内のデジタルリテラシーの向上をミッションとしています。

デジタルの部署のみがデジタルを分かっていて、それ以外の部署では知見が少ないというのが社内的に問題になっている背景があります。デジタルへの知見が少ない営業がお客様からデジタルのことについてご相談をいただくことも多く、その度にデジタル部署の者が同行するなんてこともしばしば。

そのため、社内全体にデジタルの知見を浸透させていく必要があると感じています。

橋本:私が所属するデジタルソリューション局のミッションは、日々広がっていくデジタルの情報を取り込んで、展開していくことです。10年ほど前からデジタル領域に力を入れてはいるものの、日々新しい情報はどんどん増えていくため、営業と共有しながらキャッチアップしていくことが必要と感じています。

具体的にはお客様からいただく課題に対し、部内の会議で話し合い、課題解決できるサービスを探したりします。

日本エージェンシー様 コーポレートサイト

フリークアウトのプロダクトをどのように活用されていますか。

橋本:フリークアウトのプロダクトであるマーケティングプラットフォーム「Red」、位置情報データプラットフォーム「ASE」をOEM提供いただき、弊社サービス「NAG GEO」として販売しています。

お引き合いいただく案件として「ASE」の位置情報を活用した「TVer」への配信(※1)がほとんどです。「ASE」ではゼンリン社の住宅地図データを連携することができるため、お客様の提案にも活用させていただいています。

「ASE」媒体資料より抜粋(2022年7月時点)

導入される前、どのような課題がありましたか。

野村:広告代理店のデジタルの部署でやっているものの多くが、インターネット広告の運用ですよね。弊社でも広告運用に関しては専門スキルとして高めていくようなことはやっていましたが、それはどこの会社でもできること。競合との差別化が課題でした。

そんなとき、フリークアウトの「ASE」を知りました。位置情報を活用した配信を弊社のサービスでできるようになれば、差別化になると思ったんです。

また、「Red」を使えば「TVer」への出稿(※1)ができる。テレビCMを扱う弊社としては、同じ素材を流用できる「TVer」への出稿が今後増えていくんじゃないかと思っていたタイミングでした。その点でも弊社との相性の良さを感じました。

OEM導入すれば独自の商品として販売できるのも、大きなメリットでしたね。

導入の決め手となったものは何でしょうか。

橋本:先ほど野村からも申し上げたとおり、「ASE」の位置情報でのターゲティングと「TVer」配信(※1)との掛け合わせができることが一番の決め手になりました。

同様の位置情報ターゲティングのサービスを出されている企業さんとも比較しましたが、「TVer」など配信面の多様さという点も含め、総合的に見て北陸という地域で売りやすいと判断し、導入を決めました。

フリークアウトのプロダクトをお使いになった感想を教えて下さい。

橋本:管理画面を触ってみて、導入当初はプロダクトへの理解が浅いこともあり使いづらさを感じたこともあったのですが、どんどん改善していただいているので、運用者目線で分かりやすく、新入社員にも説明しやすくなっていると思います。

実際の活用事例についてお聞かせください。

橋本:カードローンの認知拡大を目的とした案件で、トラックドライバーや建設現場で働いている一人親方のような方など、Web上の行動だけではなかなか判別がつかない職種の人に対して配信を希望されていました。

そこで、「ASE」を活用しトラックセンターや配送ステーションをメインのターゲットに設定。何ヶ月間か配信を続けていますが、継続してコンバージョンを獲得することができています。

これから進めていく案件として、富山県の専門学校さんが高校生に対し、願書受付開始の告知やオープンキャンパスの開催告知をしたいとご相談いただいています。

未成年者を配信対象としてセグメントしづらくなっている昨今、その「場所」にいる人に広告配信をしたい、というご要望に対しピンポイントでターゲティングできるというのは非常に強みですし、提案した際もご好評をいただきました。

新型コロナウイルスの感染拡大において、御社に影響はありましたか。

野村:新型コロナが流行して一番悪い時期で2割くらい売り上げが落ちました。一番大きかったのは、イベント系の案件が軒並み中止になってしまったことですね。イベントが中止になると、テレビCMなどの告知広告、それに関連したものが全てなくなってしまうためです。

また、お客様によってはコロナの影響で売上が下がることにより広告費を削減する動きも増えたこともあり、全体としては大きく落ち込みました。

今は前に比べると戻ってきてはいますが、まだ9割くらいというような状況が続いています。ただ、デジタルの案件だけは減っておらず、むしろ増えてきています。

今後御社ブランド「NAG GEO」を活用し、実現していきたいことを教えて下さい。

橋本:お客様への提案の際に、位置情報ターゲティングの地点設定を半径だけでなくポリゴンで設定できる部分や、配信先の特徴などで競合差別化を実現したいと思っています。

また、実店舗をもつお客様も多いため、来店計測を使った集客の可視化などを主軸に「NAG GEO」の強みを提案していきたいです。

今後フリークアウトに期待することを教えて下さい。

橋本:お客様へ継続した出稿を行っていただくためにも、レポートにて可視化出来る部分をもっと増やし、考察までしっかりお客様へお戻し出来るようにしなくてはいけないと思っています。そのためにもレポート機能の利便性を高めていただいたり、他媒体に近いないしはそれ以上のレポートを出せるようにしていただけると、今後の提案にも活用しやすいです。

野村:今後は位置情報関連の強化ももちろん期待していますが、「TVer」への配信(※1)に関する機能などをさらに充実していただけると、提案の幅もより広がると思います。

お話お聞かせいただき、ありがとうございました!

※1 「Red」のメニュー「Redプレミアム動画配信」内で民放公式テレビ配信サービス「TVer」への広告配信が可能

※2022年7月時点の内容です。

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