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フリークアウトグループ、子会社のadGeekを通じて、東南アジア全域でトレーディングデスク事業を展開するThe Studio by CtrlShiftを買収 〜東南アジアにおける日系広告主・総合代理店向けトレーディングデスク事業を強化〜

2019年1月11日

株式会社フリークアウト・ホールディングス(本社:東京都港区、代表取締役:本田 謙)は、子会社の adGeek, Inc.(本社:東京都港区、代表取締役:陳 建銘、以下adGeek)を通じて、シンガポール、マレーシア、タイ、フィリピンにてインターネット広告におけるトレーディングデスク事業を展開する The Studio by CtrlShift(読み:ザ・スタジオ・バイ・コントロールシフト、本社:シンガポール、Managing Director:Syahar Khalid、以下Studio CS)の発行済株式の過半数を取得し、子会社化いたしました。

また、当社グループの東南アジア全域の日系広告主・総合代理店向けトレーディングデスク事業の責任者として、世界最大手のグローバルエージェンシー OmnicomグループのDDB Worldwide 元GM of Japan Deskの梶 素己が就任いたしました。

Studio CSは、シンガポール、マレーシア、タイ、フィリピンにてブランド広告主や広告代理店向けにマーケティングオートメーションソフトウェアをSaaSとして開発・提供するCtrlShift(読み:コントロールシフト)グループから、2018年7月にトレーディングデスク事業を分社化して設立された会社です。CtrlShiftグループは、Nestle、OPPOなど、コンシューマー向け商材をグローバルに展開するブランド広告主を経年の主要顧客とする強固な顧客基盤を有し、東南アジアのブランド広告主におけるパフォーマンス型の広告運用事業者として、市場から高い評価を得ています。

adGeekは、元 Yahoo Taiwanの経営陣が2014年に創業し、トレーディングデスク事業とメディアマネタイズ支援事業を展開しています。2017年8月より当社子会社となり、当社グループの広告事業全体を統括するFreakOut Pte. Ltd.(本社:シンガポール、Managing Director:安倉 知弘)の戦略的パートナーとして、台湾からアジア全域へとサービス提供エリアを拡大しています。また、2018年よりSMSやメッセージングアプリと連携したマーケティングオートメーションプラットフォームを自社開発し、広告のみならず、チャットやチャットボットを通じたCRM領域も含めて総合的なデジタルマーケティングをサポートしています。

このたびStudio CSをadGeekを通して当社子会社とすることで、Studio CSの東南アジアにおける経験やネットワークを活かし、当社グループのアジア主要エリアでのインターネット広告代理店事業のさらなる強化を図ります。
また、世界最大手グローバルエージェンシーで東南アジアの日系企業向け責任者を務めた経歴を持つ梶 素己をセールス責任者とし、adGeek及びStudio CSと、当社グループ会社(インドネシアにて広告代理店事業を展開するEMC、InboundID、タイにて広告代理店事業を展開するDigitiv、DotGF、マレーシアにてトレーディングデスク事業を展開する Rigoletto) との連携したソリューションを提供し、東南アジア全域における日系広告主、総合代理店向けにインターネット広告のトレーディングデスクサービスを強化・拡充してまいります。

近年、アドテクノロジーが大きな発展を遂げ、またソーシャルメディアの広告メニューが日々進化していくなか、デジタルマーケティングの効率化やターゲティングの最適化には、より高度な広告配信の設計・運用やオーディエンスデータの活用が求められています。
とりわけ、東南アジアで事業展開する日系広告主、日系総合代理店においては、1) 複数ヶ国のデジタルマーケティングを一括して、2) 日本文化独特のニュアンスを汲み取り、3) 東南アジアローカルのユーザーインサイトを適切に捉え、4) 複雑化する広告運用サービスを高品質に提供できるパートナーが必要とされ、現地市場で高度化・複雑化に対応できるパートナー企業の確保が、非常に重要な課題となっています。

この課題に対して、当社グループは、今回の買収とサービス提供の新体制構築により、当社グループ内の各国各社が連携のうえ、それぞれが有するリソース、ノウハウ、テクノロジーを最適な形で最大限に活用し、一括で担うことで、東南アジアにおける日系広告主・総合代理店をサポートいたします。

当社グループは、引き続きグローバル事業の一層の強化・拡大を推進し、世界中で当社グループビジョン「人に人らしい仕事を」の実現を推進してまいります。

■Studio CSについて

シンガポール、マレーシア、タイ、フィリピンにおけるトレーディングデスク事業を展開しています。2018年度の売上高は8百万USDを見込みます。
URL:https://www.ctrlshift.com/brands/the-studio/

■adGeekについて

台湾にて、マーケティングオートメーションプラットフォームを活用したトレーディングデスク事業、メディアマネタイズ支援事業を行なっています。SMSやチャットボットを活用したCRMからソーシャルメディアの運用、プログラマティック広告運用を提供しています。
URL:http://www.adgeek.com.tw

■EMCについて

インドネシアにて、データを活用したプログラマティック広告運用・データサイエンスを得意とするデジタル専業代理店です。世界最大手の日系自動車企業など、業界No.1を含む一流顧客との強固な関係基盤を構築しています。
URL:https://emc.group/

■InboundIDについて

インドネシア初のSEOインバウンドマーケティングに特化した会社です。グローバル消費財企業やインドネシアの旅行系政府機関などの優良な顧客基盤を有し、コンシューマー向けのパフォーマンスマーケティングに強みを持っています。
URL:https://www.inboundid.com

■Digitivについて

タイにてデジタル専業のクリエイティブエージェンシー事業を展開し、プランニングとプロダクションに強みを持っています。日系大手のコンビニエンスストアやタイ最大級の航空会社をはじめとする有力な顧客を数多く支援しています。
URL:http://www.digitiv.net

■DotGFについて

タイにてデジタル専業のパフォーマンスエージェンシー事業を展開し、ソーシャルメディアの運用やプログラマティック広告の運用を得意としています。Google Partnersの認定も受けています。
URL:http://dotgf.net/

■Rigolettoについて

日系最大手デジタル専業代理店出身で、シニアコンサルタントとして7年以上在籍したメンバーが率いるグローバル媒体の運用に特化した会社です。各国の運用ノウハウを蓄積・体系化し、広告運用のプロ集団としてマーケティング支援を行っています。
URL:https://rigoletto.foutap.com

【株式会社フリークアウト・ホールディングスについて】

フリークアウトグループは、持株会社の株式会社フリークアウト・ホールディングスと、広告事業、Fintech等の新規事業を展開する子会社から成る企業グループです。
インターネット広告のリアルタイム取引を日本で初めて事業化し、広告取引を人の手からコンピュータ間の取引に変えていくことを目指したのが、当社グループのはじまりです。
コーポレートビジョン「人に人らしい仕事を」掲げ、創業以来、高度なテクノロジーにより、人らしい仕事に価値をもたらす新産業の創成と、より創造的な社会の啓蒙を推進してきました。
このビジョンを、広告分野に留まらずあらゆる分野において、グローバルに実現することを目指し、現在世界18ヶ国で展開し、成長を続けています。
所在地:東京都港区六本木6-3-1 六本木ヒルズ クロスポイント
代表者名:代表取締役社長 Global CEO 本田 謙
資本金:14億3,375万5,400円(2018年9月末時点)
事業内容:フリークアウトグループ全体の経営戦略の策定・推進、およびコーポレート機能
URL:https://www.fout.co.jp/

【本件に関するお問合せ先】

FreakOut Pte.Ltd. GM of Japan Desk SEA 梶
E-mail:info@foutap.com

【取材に関するお問合せ先】

株式会社フリークアウト・ホールディングス CEO室:井野口
E-mail:pr@fout.jp Tel:03-6721-1740